愛犬とお出かけ

2018/05/31

愛犬とのお出かけで多くの飼い主さんが「トイレのタイミング」を不安に思っているそうです。
移動手段の多くが車なのでトイレのタイミングは飼い主さんの「いまここで!」というタイミングでできないと不安に感じるようです。
それはそうですよね。自分が運転中に愛犬が「トイレ~!」って騒がれてもすぐさせられないし、そもそも運転に集中できませんよね。
だから愛犬とお出かけしたいけど「トイレトレーニング」が出来てないから不安で… という飼い主さんも少なくないようです。

愛犬のトイレといえば、前回の内容と類似しますが前回は飼い主さんのマナー、今回は「しつけ」という視点でとりあげます。
普段から「トイレは、ここ」というルールで過ごしていれば、お散歩がトイレのためのでなく純粋に草木の匂いを嗅いでみたり太陽の光や風を感じながらのお散歩ができるのです。
そして、人が決めた場所でトイレをするというのがトイレトレーニングです。また犬は飼い主さんや家族の感情を読み取ることが上手く、そして普段からの習慣で行動します。
ですから、これから出かけるからいつもより早いけど… と連れ出しても、いつもの習慣と違う順番だったりタイミングで、飼い主さんの「焦り」や「苛立ち」といった感情の変化を感じとった愛犬は、飼い主さんの要望に沿はないことが多いのです。
あなたの愛犬は、ご飯やお散歩の時間が近づいてくると「吠えだす」などしませんか?
飼い主さんの準備に反応するのではなく、時間で吠えたり落ち着きがなくなるなど様子に変化がある場合、習慣化している可能性があります。
人間は、通常の生活リズムとは違っても状況を把握し対応することができますが、犬は違います。
犬はいつも行っていることをいつもの順番通りに行おうとします。
順番はともかく、何時に何をするといったように時間まで習慣化してしまうと何らかの用事で普段通りに出来ないことがあれば、それが愛犬のストレスになってしまうと思いませんか?
これがトイレだった場合、帰宅して目にするのは「愛犬の汚れた姿」かもしれません。
時間で行動するのではなく、飼い主さんのリズムを愛犬の習慣にしておくと、飼い主さんの要望に沿った行動ができるようになるはずです。
だからこそトイレやお散歩、ご飯などの生活リズムを決まった時間にしないほうがいいのです。
愛犬ともっと気軽にお出かけできるようにしてみませんか?

飼い主さんのリズムを愛犬の習慣にしてみませんか? 愛犬が今まで以上にお利口に感じられるようになるかも…