愛犬の耳の中見てる?

2018/07/09

各地で大きな被害が出るほどの大雨かと思いきや、いきなり梅雨明けですね。
梅雨時期はもちろんですが気温の高くなるこれからの時期、愛犬の耳にも気を付けてあげてくださいね。
特に垂れ耳のわんこは耳の中の空気がこもりがち。これからの季節は気温、湿度が高くなるので細菌にとっては楽園かもしれません。
そんな環境での異変に早く気づいて対処することが愛犬の健康を維持するのに必要不可欠です。
今回は、そんな耳のお話をしたいと思います。
我が家の坊ちゃんをいつものようにお世話して遊んだりしていたのですが、少し気になることがあります。
それは、先週シャンプーしたばかりなのに、なんだか少し臭いのです。
いつものように耳の中を見てみたら… 臭いの原因は耳でした。即座に耳の洗浄をしました。ブログの写真は、初日の洗浄直後の状態です。当然ですが臭いは、ほぼしなくなりました。
これからしばらくは耳を洗浄することになりました。洗浄を始めてから2日目ですが、少し臭いはしますが当初より赤みもひいてきたように見えます。
早い段階で気付くには、ニオイや肌の状態を日頃から見てあげることが重要です。
普段から水やご飯を食べた後に顔を拭いてあげるなど人が愛犬の顔を触れるようにしておくことで愛犬の体をしっかりチェックすることができます。
愛犬の全身を触るトレーニングをジェントリングといいますが、ただのしつけではなく普段の愛犬へのお世話の中で活用されているのです。
散歩やシャンプーなどで濡れた体を拭く時、爪切りや足裏の毛をバリカンで切る時などでもそうなのです。
「愛犬の全身を触る」こと言葉では簡単ですが、実際にやろうとすると暴れたり咬みついたりすることもすくなくありません。
自分の愛犬が暴れたり咬む場合、人間の力で抑え込んでしまうと愛犬は飼い主さんへの不信感を募らせていきます。
それは飼い主さんに対するストレスを溜めることでもあります。愛犬との関係を壊さず、犬に優しい対応ができれば誰もストレスを感じることなく信頼関係も維持できるのです。
ですから、事を始める前にまずは「ご相談ください」。事を始める前と後では犬のトレーニングに要する時間が違います。


とりあえず「やっちゃえ」は危険です。ぜひご相談ください。