しつけは愛犬だけが勉強?

2018/07/27

毎日暑い日が続きますね。日中は人も犬も涼しい場所でのんびりしていることと思います。
朝晩の比較的涼しい時間を選んでお散歩されていると思いますが、愛犬の肉球がやけどしないように気を付けてあげてくださいね。

今回は「愛犬のしつけ」と聞いた時、学ぶのは「愛犬だけ」もしくは「飼い主と愛犬の両方」なのかについて取り上げます。
もちろん、愛犬には「人に咬みつかない」「ペットシーツにトイレをする」といった人の望むことを学んでもらいます。
その愛犬に教える人は「ただ教える」だけでいいのでしょうか?
もし愛犬がなかなか覚えてくれなかったとしても、全て犬の問題なのでしょうか?
人に様々な性格や好みがあるように犬にも性格や好みはそれぞれ異なります。
愛犬の性格や好みに合わせた教え方ができればスムーズに教えることができます。
反対に性格や好みに合わせた教え方がでなければ、なかなか覚えてくれないということになります。
ということは犬に教える立場の人は、目の前の犬の好みや性格を知りどういう教え方(接し方)をしたらいいのかを学ぶ必要があると思いませんか?

愛犬が自分の想像以上によくできる犬になった時、飼い主さんも思わず楽しくなりませんか?
これまでのブログで掲載しましたが、犬は人の感情を読み取る能力が非常に高いのです。
ですから飼い主さんの楽しそうな様子を見た愛犬も当然「楽しい」となっていきます。
ここまでの話を想像していくと、「しつけ」というもののイメージも変わってきませんか?
「しつけ」は愛犬とのコミュニケーションをとるための1つの方法だと思うのです。
そして犬は「しつけ」を学び、人は愛犬の性格や好みを知り、接し方(扱い方)を学ぶことだと考えます。

これまで飼い主さんとお話させていただいたなかで「しつけは犬だけが学ぶこと」と思われている方が少なからずいらっしゃいました。
そのことをふと思い出したこともあり今回のテーマとして取り上げてみました。

愛犬と一緒に楽しく関わっていきたいですね。