今年は、豪雨 台風 地震 と多くの自然災害に各地が見舞われています。
そこで、今回は災害に対する飼い主さんの意識と備えをテーマにします。
あるペット保険会社の行った飼い主さんの意識調査ではこんな結果が出たそうです。
「ペットに災害を想定した対策を行っていますか?」という質問に対し対策している飼い主さんは、半数に満たない結果だったそうです。
さらに残念なことに昨年の結果と比較すると、対策を行っている飼い主さんの数は確実に減っていました。
日本各地で起きている災害は増えているのに飼い主さんの意識は逆に下がってきているのです。
東日本大震災では、避難させることができずに亡くなってしまった犬が3000頭以上いたそうです。
このことがきっかけとなり国がガイドラインを策定することになったそうです。
災害が起きた直後からすぐに様々な援助があるとは想像しづらいですよね。
ということは、最低でも援助が始まるまでは愛犬の全てを自力で対処するしかないと思うのです。
そんな災害時だからこそ愛犬にそばにいて欲しいのではないでしょうか?
そこで、飼い主さんには避難する状況を想像してもらいたいのです。まずは自分の身近なところから1つづつ始めていきましょう。
愛犬を連れて避難した場合、そこでどんなことが想像できますか?
そこには、犬が嫌いな人もいるはずです。自分以外にも犬を連れている人がいます。
愛犬はどんな反応をするでしょう?
そんな状況でも飼い主さんとしては、愛犬にどうしていてもらいたいですか?
その飼い主さんの理想と愛犬の現状の行動に大きな違いがありませんか?
もし、大きな違いがあるとすれば改善したい行動ではありませんか?
愛犬への「しつけ」を見直すきっかけにしてみませんか?
少しでも備えておくことで、不安や心配を緩和できるはずです。