飼い主さんの相談から感じること

2019/01/26

前回のブログからかなりご無沙汰してしまいました。年も明けて平成最後の年ですね。
さて、新年最初のブログはこれまで飼い主さんから寄せられた相談から感じたことを記事にしたいと思います。

様々なことで悩まれて、聞いている自分が驚くようなこともありました。
吠えや咬むといったこともありましたが、 トイレに関する悩みで中でも、「外に行かないとトイレをしない」というのが多いように感じました。


しかし、飼い主さんの話を掘り下げて聞いていくと家の中でトイレをさせると片付けも面倒だし散歩ついでに外で…という流れで外ですることが当たり前になってしまったという経緯のようでした。
この場合、トイレを外でするようになったのは犬が自ら選択したのでしょうか?それとも犬は、そうするように仕向けられたのでしょうか?

咬む、吠える、食べる、排泄するなどの行為は、犬としてごく自然な行動です。
しかし人と一緒に暮らすとなると何でも咬む、やたらと吠える、あちこちでトイレをするというのは困りますよね。
人と一緒に生活するために守ってほしいこと(=しつけ)なのですから犬に任せておいても学ぶことはできません。
ブログを読まれている方の中には、「愛犬に特に何もしなかったけどおりこうさんです。」というかたもいらっしゃるかもしれません。
それは飼い主さん自身が愛犬と楽しく関わりながら無意識のうちに教えていたと考えられます。
しかし多くの場合、犬のために良かれと思って飼い主さんがとっていた行動が逆効果だったというのはよくある話です。
だからこそ犬について正しく理解し、犬に分かりやすい方法で人が教えてあげなければならないのです。
愛犬のトイレの話に戻りますが、過去のブログに掲載しているように外でのトイレが原因で起こったのではないかといわれている事故が起きています。
安心して愛犬と過ごせるようにするためにも、これまでの習慣を1つずつ見直してみてはどうでしょうか?
平成から新しい元号に変わる節目の年。愛犬との習慣を見直し、より快適な生活にしてみませんか?