ときどき見かけますが…

2019/02/08

天気のいい昼下がりにのんびりお散歩に行っていたときのことです。

首輪はしているのですが、リードをしていないわんこに遭遇しました。飼い主さんはそばにいるだけで慌ててリードを着けるそぶりもなく、明らかにリードを着ける気がないようでした。

飼い主さんは、自分の愛犬がよその子を傷つけるはずがないから大丈夫!と思っているかもしれませんが、被害者になる可能性だってあるのです。

まして、体格差のある犬同士なら特に気を遣う必要があります。

そうです。まさにその状況だったのです。

リード付きの大型犬にリードのついていない小型犬が1,2mの距離まで近づいてきたのです。

うちの大型犬は喧嘩を仕掛けることは可能性として低いものの初対面の犬同士なのでこっちは気が気ではありませんでした。

被害者にも加害者にもならないよう、リードではなくハーネスを持って犬の行動を制限しながら早々にその場を離れることができたので事なきを得ました。

そして意外と知らない方もいるようですが、犬を外に連れ出すときはリードを着けることが条例で決められています。もちろん金沢市の条例でもそうなっています。

ブログの写真は、狂犬病予防注射のハガキと、狂犬病予防注射のプレートの入っていた封筒の裏面です。

矢印の部分に放し飼いNG!と書かれていますよね。

外では犬が嫌いな人への配慮でもありますが、事故やトラブルの回避のためでもあります。

実際に愛犬がもとでトラブルになり高額な損害賠償を払うことになった事例もあります。

中には、出会い頭に見えた犬の姿に驚き転倒し骨折。リハビリもしてほぼ回復したが、骨折前の生活ができなくなったと訴えられたケースもあるほどです。

上記はリードは着けていて起きたケースですが、結局のところ家から出たら何が起こるかわかりません。そんな場所で、愛犬をリードもつけず解き放つことが、双方にとって危険なことなのだと理解し振舞ってほしいのです。

愛犬もまた感情を持つ生き物です。いつもはしない行動でも何かの拍子に…というのはよくあります。これまで何もしなかったから大丈夫というのは結果論です。今後もこれまでと同じ状況しか起こらないし、愛犬の反応もこれまでと同じという保証はありません。何か起きてしまってからでは取り返しがつきません。

首輪やリードを着けると嫌がるのならそうないようにしてあげるのもしつけです。

愛犬が外に出るときは必ずリードを着けましょう。そして、絶対にリードを放さないでくださいね。

お互い安心して楽しく過ごしたいものですね。